京都大学で楽しく表現規制に反対する会のブログ

活動記録、今後のスケジュールなどを書きます。

全米反検閲連盟:ミンチェバさんとの懇話会に参加しました

ミンチェバさんとの交流会

「スヴェトラーナ・ミンチェバさん (全米反検閲連盟)」との懇話会に参加してきました!

ミンチェバさんは全米反検閲連盟の事業担当役員です。児童ポルノ禁止法改正案に反対を表明した、こちらの動画を見たかたも多いのではないでしょうか?

夏コミ直後の8月13日にマンガ文化の自由を考える国際シンポジウムにて「性的ファンタジーに対する法的制限は認められるべきか ~合衆国とその他の地域における歴史的、法的、政治的な視点から考察する~」 というタイトルで講演をなさったこともありますね。

実は、京大で楽しく表現規制に反対する会の英語名称 "Kyoto University Society Against Censorship" はミンチェバさんが所属する全米反検閲連盟 National Coalition Against Censorship からとっていたりします。検閲に反対する京都大学の会。シンプルでいい名前でしょう?

懇話会は、日本マンガ学会のジェンダー・セクシュアリティ部会 第27回研究会を兼ねたイベントでした。ミンチェバさんがいるので、会話は英語です。ちょっとつらい。でも幸い英語が堪能なかたがいたので、込み入った話題について語るときには通訳をしていただきました。よかった。しかし英語は勉強したほうがいいでしょうね……。

鰻の寝床、いかにも京都らしい間取りの家で、畳の部屋で英語のお話を聞くという新鮮で知的な時間を過ごしました。うぐいすリボン表現規制を考える関西の会のかたと一緒に、ロビイングや今後の活動について情報交換もしました。おなじ問題意識を持った人たちと話しあうことで、いくらか不安が減りました。長い間表現規制に反対してきた人と一緒だとやはり心強いです。

懇話会のあと、夕食も一緒にいただきました。会場の凛娯館はゲストハウスも経営していて、レストランとして訪れることもできます。なので、料理がとてもよい。ポルトガルビールなんかの、普段口にできないものも楽しめます。平安神宮のすぐそばにあるので、近くを訪れたときにはお邪魔するとよいです。おすすめです。

11月祭の講演会申し込み

8月26日、つまり明日(もう今日だ!)から、11月祭の企画申し込み期間です。私たちが計画している講演会を無事成功させるには、まずここから。有名人と法学者、二人の講演者もなんとかなりそうです。気楽にやりましょう。